ノーマルでも最初っから何でも付いていたパジェロと違って、重要カ所にガード類が何も付いていないジムニー、電気化が過ぎると、色んなところにセンサーやら配線・・・
激しいクロカン走行はしませんが、これでは林道などのダートで何か引っかけたり当たったり、冬場も氷の塊などで、繊細な配線などが切れて万が一4WDトランスファーが不動になったら困るので、ガードは入れたい。
パジェロでもトランスファーガードに何か擦った跡が付いたりしたので、まず滅多に無いことでも、オフ走行するなら、ココはすぐに入れた方が良いのではないだろうか。
●<スージースポーツ>トランスファーガード
←カスタムパーツらしいパーツの初購入!がコレ
コチラはさすがにDIYで造れるような代物ではないので、手頃な製品をネット購入し自分で取り付けます。
パーツもシンプルな構成で、14,250円と手頃
(4mm厚、ジェラルミン製)
パジェロでは普通装備だったガード、重要なトランスファーにガードが入るだけで、少し不安が解消されます。
●トランスファーガード塗装
そのまま付けたらいかにも“付けてます”で目立ちます?が、劣化とサビ対策、そして目立たないようにシャーシブラックで塗装してしまいます。
下地は塗装付きを良くする「ミッチャクロン」を素地にシャバーっとスプレー吹き付け2回。
あとはシャーシブラックをラフにザバーっと・・・少々のムラやタレはお構いなし。北海道でも少し湿気が多い季節、ハロゲン灯で1時間ほど“焼き付け風乾燥”をして、数日後には取り付けです。
ガレージジャッキをフロントデフケースにかけジャッキアップ、ジムニー指定位置にリジットラック(ウマ)をかけて、3点支持で車体を持ち上げる。
タイヤも外さないし、ジムニーの車高ならギリギリ押し潰されることもない?から、本当は危ないのですが、この状態で作業開始です。
身体を滑り込ませる段ボールを敷いて、クルマの真下にもぐっての作業は初めてかな・・・
歩道アスファルトが凹むので、本当はジャッキアップしてタイヤの下にレンガやブロックなど入れて作業予定でしたが、ガレージ作業らしく見栄えがするリジットラックを使った作業をしてみたw
※ジャッキアップ作業の注意点
・フロント側ならサイドブレーキを引いておけば、リアタイヤが回らずにクルマが動かないが、リア側を上げるなら(MT車の場合)ギアを1速に入れ、“輪止め”をしないとフロントタイヤが回り、クルマが動くので要注意! (どちらの場合でも、片輪に“輪止め”は必ず入れるのが鉄則)
・前後すべてリジットラックでクルマを支持する場合は、必ずフロント側から作業する。
・リジットラックを入れてジャッキアップ後、「タイヤを外したクルマ」「車高が低いクルマ」などの下にもぐる際は、クルマの下にタイヤなど(なるべく頭や身体より大きなモノ)を入れて、頭や身体がクルマに押し潰されないように万が一の対策をする。重量級のクルマに"絶対"は無いので、説明書に従い備えも確実に安全策。
[白←]がフロント方向
[黄○]が共締めボルトの1つ
[赤←]のセンサーは、前面にカバーっぽい覆いがあるのに、少し上にあるからなのか?[黄←]のセンサー部はガードも無い。オフ車なのに最近のクルマなせいか、繊細な電気部品がやたらと腹の下にまで目に付きます。
防サビ対策「アンダーコート」で真っ黒のシャーシに、ポッカリとトランスファーが目立つ。
[赤○]3カ所がガードを留めるボルト。
この3カ所をナット(14mm)をユルめて、トランスファーガードを固定。
最後にガード側のステーボルトを本締めすれば完了。
まだアンダーコートがタールのようにベトベトなので、手もレンチもベトベトになって触りにくいのが困りものです。
アンダーコート施工で真っ黒な腹の下に目立つトランスファーを黒ガードでさりげなく覆えた。
デフやサス、タンクにもガードがありますが、そこまでハードなクロカンはしない。しかし、日常+雪道走行や林道ダート走行するならば、ボディ中心の一番下にあるトランスファーがあまりにも無防備では不安だ。
20年パジェロに乗ってきて、ガッツリ腹の下をヒットさせるような場面は数えるほどしか無かったが、オールラウンド&オールウェザーで使うのならば、防サビ対策「アンダーコート」の次にトランスファーをガードするのが優先だと思った。次の課題は地面が見えるエンジン下です・・・
<2011.7>
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