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←グリーンで強調した部分が地面！！ ボンネットを開けると、地面が丸見え！・・・ベルト部分にカバーが付いたりしていて、旧型と比べて多少はガードが増えた？・・・それにしてもスッカスカ。整備性はいいのだろうけど、草やら砂やら色んなモノがエンジンルームに溜まりそうだし、泥道でも走ったらエンジンルームは悲惨なことになりそうだ。（そうなると分かっていたくせに、納車1ヶ月未満で泥だらけに汚したバカ者です） “必要に応じて自分でガードを買え”とでも言わんばかりに、ジムニーの腹の下はガード類が全然無い。 パジェロという車がノーマルでもいかに豪華で重装備だったのかと、改めて思い知らされる。てか、普通車でも薄いガードくらいあると思うが・・・コレもまた、納車が遅れたので考える時間はタップリだったが・・・ エンジンアンダーガード 
ネット（みんカラなど）でDIY情報を探してみても、皆さん色々な方法でDIYしています。寸法図が記された情報から原寸の図面をおこし、作った型紙を実際にクルマに合わせてみて寸法と形状の微調整。ありがたいですね〜ネットは情報満載で、計測の手間が少し省けました。
問題は素材選び。マッドフラップと同じ素材のEVAシートなど新品買うと材料費が高いし、ホームセンターで手に入るプラスチックダンボールではイマイチだし、PPシートは0.75mm厚なので少々薄い・・・ ●DIYその1 マッドフラップ流用 2代目パジェロで使っていた汎用マッドフラップ。事故られてキズだらけで使えない1枚が残っている。アンダーガードに使うなら見かけは気にしなくて良いだろうし、取付ステーなど買うだけで、材料費はかからない。 ●DIYその2 100均PPシート ホームセンターで売っているPP（ポリプロピレン）シートは約980円ほどで、2枚分作れるサイズだが0.75mmと薄い。それを2枚貼り合わせて1.5mm厚のシートにすりゃ少しはマシか？ ・・・ん？確かPPシートは100円ショップでも売ってたべ！！ということで100円ショップを探したら発見。570×400mm、0.75mm厚・・・ほぼピッタリ使えるサイズ。ただしカラフルな半透明シート。これをポリプロピレンに使えるボンド（100円）で貼り合わせれば厚みは増す。 激安DIYガード案・・・水や泥、小石程度からガードする程度で、日常使用レベルでは問題ないけど、見栄えがイマイチよろしくない。そこで・・・ ●DIYその3 “BOX”のフタ PPシートでは薄い、EVAシートよりも少し硬度が欲しい・・・そこでよくホームセンターなどで売っている、多目的ストッカーBOXの「フタ」が使えないか？と考えてみる。 
パジェロではルーフBOXとして使っていたBOXが必要サイズに近い大きさだったので「寸法図の型紙」を当ててみると、少しサイズ比率が違うがほぼピッタンコ！見た目もガードっぽくて使えそうなので、ホームセンターにあった新色の黒BOX（998円）を素材として買ってきた。ポリプロピレン2mm厚ほどで、補強された構造なので強度はあるだろう。 
トランスファーガード取付時、「寸法図の型紙」を車体に合わせてみる。 ・・・しかし黒BOXは新たなルーフBOXに使いたくなったので、古いBOXのフタを使うことにした。グレーでも違和感ない色だし・・・ BOXフタをカッターで切ってゆくのですが、補強の凸凹もあるので、カットしにくい。少々ガタガタになっても後で仕上げるとして、ザックリ切る。 
「寸法図」では複雑な形状だったが、このまま↑でも収まった。左右500×前後330mmで少し小さくなるが、ほぼ覆うことができる。ややガタガタな切り口はカッターで整えてエッジをヤスリで仕上げた。 あとはどこにどうやって留めるか・・・クルマの下にもぐり、切ったBOXフタを当ててしばし考える・・・で、作業1日目は終了。 ●取り付け作業 1日目 
家の前の歩道で、リジットラック（うま）でジャッキアップしての作業は危なっかしいし、ジムニーの整備スタイルを考えてみた。ガレージ前の歩道を直す前、カプチーノ出入りの為に作った2×4材の木製ラダーを利用し、ブロックをゲタにしてガレージ入り口の傾斜を利用したら？・・・その整備スタイル案がバッチリ決まった。 フロント下の整備に限ったスタイルだけど、これなら安心して？クルマの下にもぐっていられて、身体がガレージ内だから、人目も気にならないし雨が降っても平気♪・・・ブロック穴にモルタルでも詰めて強度を上げ、ブロックに滑り止めゴムでもしっかり付ければ、なお安全かな〜・・・ 
固定できそうな所はないかと、しばらくエンジン下を眺める・・・何のだろ？シャフト部分に使われてない8mmのナット（黄○）があるので、そこにボルトで固定できそうだ。
ガードの中心をシャフトにU字金具（赤○）を使って固定すれば、ガッチリ固定できそうだ。 前側は・・・ラジエータの下（黄↓）に何やらパイプでも固定できそうな謎のクリップ？ その後はガード取り付けのボルト穴の位置合わせをして、いいかげん晩飯食おうとタイムアップ。 ●取り付け作業 2日目 
週末休み、ガード付けてから行けばいいものをガマンできずに林道探索したら、1ヶ月未満の新車なのに早くも腹の下が泥ハネだらけ・・・水だけ洗車したがアンダーコートで真っ黒だったのに“泥水玉模様”（涙
・・・もう一度キッチリ洗車してから、正式にガード取り付けすることにして、本日は位置合わせと仮止めテストまで出来るように・・・ 
買い揃えたネジ・プレート類は、
・中央固定用U字フック（径50mm〜） ・両サイド固定用8mmボルト＆ワッシャ ・前側固定に6mmボルト＆ナットとステー、 在庫のアルミパイプ（径16mm）とゴム切れ端など タイラップなどでも固定はできるが、しっかりネジ類にステンレス製を選んだら、留め具だけ揃えるにも2000円くらい使ってしまったかな・・・ 
ステーを必要な長さに切って曲げ加工。アルミパイプには、通すボルトを押さえつけるゴム片を入れた。ステーとアルミパイプを組み合わせて、ガード前側を固定するためのワンタッチ？ステーを作成。 
出来たステーは、ラジエータ下部にある謎のクリップに、アルミパイプをパチンとハメれば・・・ガード前側を固定することができる仕組み。 フレームにある余りナットは左右で奥行きが違うので、右側の取付ボルトは長いものを使う。 
型紙をあてて穴あけ箇所を決めたが、真ん中の凹み部に穴開けしてからボルトが回せないことに気がついたり、位置がズレたりで「水抜き穴」以外に、試行錯誤の跡が・・・
ガードの裏が見えないから、ボルト穴の位置を合わせるのは難しい・・・（赤○）が、ミスった穴。取り付ける前にボロボロだし、コレを元に作り直せばキレイに出来るだろうけど、壊れなければこのままかなｗ 
参考にした図面と比較
少々コンパクトになったが、シンプルな形状でほぼカバーできるのなら、作り直しも容易だ。 フレームにある左右のナットの位置さえ合えば、真ん中のU字フックと前側は調整できる。 完成したガード画像を元に、新たに作った図面も実際に「型紙」を作ってから微調整しないと穴が合わないだろう。 ※万が一、このページを発見して参考にする場合、あくまでも「参考値」と見てください。 
仮止め・・・まず1日は装着テストして、ガードが付く箇所をちゃんと洗車後に正式取り付けだ。 “前上がり”“後ろ下がり”、U字ボルトで傾斜ができるよう調整して取り付けです。 フレーム左右ナットの奥行きが違うので、ガードが少しヨジレるがBOXのフタは丈夫な造りなんで両サイドと前側だけでも十分に固定できそうだ。そして真ん中にＵ字ボルトがあるのでガッチリ固定できます・・・試作としては完璧です。 ●取り付け作業 最終日 
BOXフタを加工してガードにする構想から、実際には色々と試行錯誤しつつ調整しながらの取付だったので、ずいぶん時間かかってしまった・・・1日付けてみて問題は無いようなので、最後の調整をして取付です。 1. 前側の自作“クリップ”ステーを先にガードに取り付ける。 2. U字ボルトにガード穴を合わせながら、自作クリップステーをラジエータ下のツメにハメる。 3. ボルト8mmと、キャップスクリューを六角レンチでしめれば完了。 フレームにボルト固定すれば、かなり頑丈。狙い通り見た目もソレっぽい♪ 普段使いならば、ポリプロピレンが劣化するまで、まず壊れることは無いだろう。 
納車1ヶ月未満の新車ジムニーを下から眺める・・・泥道走行で汚れた跡が、洗車場で3度も洗車しても落ちきらずに残ってる・・・トランスファーガードもきったね〜（涙 ま、オフ車なんだからこれが当たり前（パジェロん時はラフな扱いだったな）・・・これから先、もっと汚れるのが当たり前なんだろうが、初めての新車だけに複雑だな。 
上からエンジンルームを覗いてみても、ガードで地面が見えなくなった。これでエンジンルーム内に泥水など入り込むのを少し防ぐことができる。
シート素材でも製品を買ったら5000円〜、アルミ製の本気ガードなら12000円〜はする・・・ コレに掛かった費用は3000円くらいかな。 （材料選びに試行錯誤しなければの話ｗ） 雨水や泥、小石などからエンジンルームを守るくらいならDIYで十分だと思えます。 オマケ 
作業終了の夜、エンジンルームの画像でも撮影してやろうかと、試しにジムニーをガレージに突っ込んでみた。天井が低い我が家のガレージ、当然ボンネット部しか入れない・・・ 秋まで出番が無いカプチーノと対峙でご挨拶・・・小さくてもジムニーは大きいクルマだな。 ＜2011.7＞ |
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