ジムニーDIYコンプリート オールラウンダー仕様書  ●画像クリックで拡大表示。
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●エンジンオイル&オイルフィルター交換  2012.5/29
 ジムニーがクルマでは初めてのオイル交換です。なぜならガレージライフを送るようになっても、がっちりアンダーガード武装して重たいパジェロや、車高の低いカプチーノを“確実にリフトアップ”して安全・快適に作業する方法を考えなかったのと、カー用品店で交換してもオイル代金+工賃500〜1000円程度だからと店まかせでした。

 その点、ジムニーは気軽に下に潜れてエンジン下もスカスカだから手が入りやすいし、自作アンダーガードを取り付ける際に考案したリフトアップ?方法(ブロックをゲタにした木製スロープ)で十分なスペースができるし、バイクと同じ感覚で何かとヤル気にさせてくれるクルマです。

 スロープを乗せるブロックは、排水溝のフタに段差があるため動かないように固定される。


 スロープから脱輪しないように、クルマをガレージ入口にボンネットが開けられるギリギリまで寄せます。
 やや前上がりな姿勢になってしまうが、大きな影響は無いと思うので、この姿勢でオイル交換してみる。

 来月でジムニーも1年。その「1年点検」時に交換するつもりでオイル交換を先延ばしにしていたら、前回の「半年点検」時のオイル交換から約6,000kmも走ってしまっていた・・・5,000kmオーバーとは走り過ぎだ〜。
 しかし「1年点検」+オイル交換では1万円以上かかる・・・今は金に余裕も無いし、特に不備も無いので点検には出さないことにした・・・てか、過去に有料の「1年点検」なんかにパジェロを出したことは一度も無いのだが・・・

 某メーカー製の標準オイルでも1700円/4Lほどで安いオイルも売っていたが、ホームセンター「ホーマック」の自社ブランド品が最安値だったオイルを使ってみる。

 4リットル缶で・・・1,280円!
 オイルフィルター 980円
 ドレンパッキン(2コ入り)240円
 ・・・合計2,500円

 これでカー用品店でオイル&フィルター交換するより、2000円くらいは安上がりかな?
 価格が安いと言っても国内製品だし、メーカー品はブランド名が高いだけで中身に大きな差はないと思う。
 試してみないと解らないが、オイルの違いで何かが変わるなど、たぶん“気持ちの問題”程度だろうしね・・・

 しかし、3,000km毎くらいで頻繁にオイル交換をするつもりなら、高性能オイルより安い標準オイルで十分なのだ。
 ジムニー+GSX400+ビラーゴ125と稼働中のマシンだけで3台、他にカプチーノとCB125Tが加われば5台だ!全マシンのオイル交換を1シーズン店に頼めば、工賃だけでオイルが10Lくらいは買えそうだ。クルマのオイル交換も作業できる環境があるのだから、これからは全マシンを自分でオイル交換するつもりだが、車高の低いカプチーノが課題かな?

 前置きが長くなりましたが・・・ようやく交換作業です。
 ジムニーのオイル量 ○オイル交換のみ /2800ml
           ○フィルター交換時/3000ml

 ジムニーの車高だと、作業にも十分な高さがある。

 廃オイルトレイを下に置くが、地面が少し斜め、オイルパンとの高低差もずいぶんあるが、まずこの状態でチャレンジ。
 17mmレンチでドレンボルトをゆるめ、手でボルトをゆっくり外すが・・・

 ドバッ!・・・ジョロロ〜〜

 やっぱり高さがありすぎて、落ちてくる廃オイルが少し飛び散ってしまった。
 ガソリンスタンドやカー用品店で見るような「廃オイル受け」を真似て、オイル受けを自作で改善した方が良さそうだ。


 オイルパンのドレンコックはアクセスしやすいが、オイルフィルターが車軸より奥まった位置で、少々作業しにくい。
 フリーサイズ用フィルターレンチを取り付け、ラチェットレンチで回してフィルターをユルめる。


 フィルターもそっと外すが、
 溜まっているオイルがドバドバ!っと落ちてきた
 
 外す前にオイルがかかりそうな部分に、ビニールでも当てておくのを忘れないことだね・・・
 
 傾斜があるため廃オイルトレイから溢れそうなオイル、トレイの傾きをレンガで直しながら・・・


 ドレンパッキンとオイルフィルターはカー用品店で売っている汎用品。
 バイクのオイル交換では交換せず何度も使い回していたが・・・ドレンパッキンは金属ガスケットみたいなもので、ボルトを外すごとに交換とある。これを機に在庫しておくようにしようっと。
 パッキンを外して比べてみると、純正品は外径が小さい・・・
 フィルターも純正品と少々違って取り付け部分に金属の部品が無いが・・・
 対応品なのだから、取り付けられれば問題ないべ〜。ほんとジムニーはバイク感覚でイケるな。

 タラタラと落ちてくるオイル、しばらく放置して待つ・・・

 新しいオイルを少量流し込み、気休め程度に古いオイルを押しだしてフィニッシュ。
 フィルターを取り付け、最後は手で締め付ける。
 ドレンボルトもトルクレンチなんて使わず、アバウト感覚で締め付けて、新しいオイルを計量ジョッキで入れてゆく・・・

 入れるオイルは安物なのに、廃オイルを入れるのは、使ったこともない高価オイルのペール缶!?
 廃オイルを溜めておくためバイク店でもらってきた空ペール缶です。貯めた廃オイルは、バイク店の工場で使っている「廃油ストーブ」の燃料に使ってもらえばリサイクルになる。
 クルマもガレージでオイル交換となると廃オイルも増えてしまう・・・
 今まではバイク店でオイルの計り売りを買って、廃オイルは「廃オイルパック5L」(約600円)を使って、燃えるゴミ(有料ゴミ袋)に出していた。しかしオイル交換が増えては、廃オイル処理にいちいち金もかかってゴミが増えるだけだ。
 オイルも多めに買い置きしたいところだが、クルマもバイクも全て共通のオイルじゃないし、20Lペール缶で買っても、使い切る前にオイルが劣化してしまう。しかし、オイル価格を下げるためクルマ用4L缶やバイク用1L缶をオイル交換時にチマチマ買うと、結局は空き缶の不燃ゴミが増えてしまうのが悩みどころ。全部同じオイルが使えたら最高だろうけど、せめてバイク用の安オイルも4L缶で販売して欲しいね・・・

 ジムニーで初のオイル交換、色々と不備が分かったので、次回は態勢を改善してもっと効率よくせねば・・・

余談・・・5月はオイル交換まつり!一気に3台のマシンのオイル交換となった。
 ▲<SUZUKI>INAZUMA 400 油冷エンジンは3300ml フィルターはジムニーとほぼ同じ
 バイクにも同じホーマックブランドの<DCM>オイル(1L/598円×3本+α)を使ってみたが、バイクの方がオイルは割高。そしてイナズマの油冷400ccエンジンの方が、ジムニーの660ccより500mlほどオイル量が多く入るし!
 フィルターを抜くと、マフラーに廃オイルがモロにかかるので、先にビニール袋などで養生しておく。ジムニーはこのバイクのオイル交換とほぼ同じ作業なので、作業環境さえあれば、誰でもできるね。


 ▲<YAMAHA>ビラーゴ125は1400ml  ビラーゴはエンジン内蔵タイプのフィルターです。
 余っていたオイルをビラーゴに入れようと思っていたが、オイルが少々劣化してるような色・・・。今回の“仮交換”で余った古オイルで一度は走るとして、また来月にでも新しいオイルを買ってフィルターも交換です。ペラペラに薄くなっていたドレンパッキンはジムニーから外した(▲)使い古しを使い回し・・・付けてみても問題ないようですw
 ビラーゴはセンタースタンドを持たないアメリカンバイクのためか、オイルのドレンボルトがエンジン左下に横向きで付いている。必要無いのを忘れて、ついジャッキアップ・・・最後に外してオイルは抜いた。

 <2012.5>
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