紅葉ツーリング<倶知安>
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10月27日(sat)【晴れ】

 明日は雨予報、今日が“紅葉狩り日和”ということで、今シーズンの山越えも最後だろうかとGSXで定山渓方面へ。
 国道230号は通らず、空いていて車も流れる旧道を走る毎度のルート、切り立った硬石山に紅葉する木々。


 定山渓手前の「小金湯温泉」
 日帰り入浴の客で賑わう駐車場を抜けて、河岸に降りれる場所から見える渓谷の紅葉。


 サクラなど散ってしまった木もあり、
 紅葉の具合がバラバラでイマイチかな
 造園された場所と違い、
 自然の紅葉がキレイに見える場所を
 探すのはむずかしいもんです

 小金湯温泉 カツラの巨木

 2008年頃に「黄金湯温泉旅館」が壊され、
 温泉の建物やアイヌ文化交流施設など
 「小金湯」と名称を変え新しくなってしまったが、
 明治16年(1883)に木の下から温泉が湧き出たという、
 そのカツラの木は、神木としてずっと大事に残されている。

 すっかり落陽していたが、
 その姿は威風堂々とした巨木です。

 推定樹齢700年「記念保護樹林」


 小金湯から国道230号に戻ると、
 紅葉狩り渋滞なのか、工事渋滞なのか、
 定山渓までのルートが渋滞していた・・・


 中山峠を越えて行こうと思ったが、渋滞しているので久しぶりに道道1号へ入って定山渓ダムへ。
 紅葉狩りなのか、車がビッシリ埋まっていた駐車場・・・素通りして戻る。
 放水されている水煙から虹が出ていた。渓谷を望む道端にも車やカメラを構えた人の姿。
 ・・・やっぱり紅葉狩り日和と聞いてなのか、人も多いのでバイクに乗ったまま撮影でその場を離れた。


 一昨年だったか?トンネル通行止めだったりして足が遠のいていた道道1号で小樽に抜けるのは久々だ。
 紅葉狩り縦列のクルマも定山渓レイクラインに出ると、さっぽろ湖の湖畔でバラバラとバラけてゆく。


 残ったクルマはカメにして・・・
 景観地は止まらず、車窓のみ・・・
 あとは久しぶりの峠を快走〜


 その昔、“ローリング族”が集まったつづら折り旧道の斜面も、紅葉で錦色だ。
 朝里ダムからのダウンヒルは、橋の上ばかりで景色はいいが面白みが無い。旧道は楽しかったな〜・・・
 ダムからダムへ・・・朝里ダムが見えてくると、ループの朝里大橋で下ってゆく。

 国道393号の赤井川国道へ入り、
 北海道ワイン工場がある反対側「ワインの丘」に
 初めて入ってみた・・・

 そこにはSLが置かれている
 それをヨメが“ジオラマモード”で撮影


 砂利道なので手前に止めたが・・・あの丘の上まで行けるか?
 ヨメのメットを後のバーにかけたまま走ったら落っことした・・・orz
 傷ついたメットをかかえて後から歩いて登ってくるヨメ・・・


 丘を越えると、場所が開けて小樽中心と朝里が見渡せる場所に出た。
 いつもは、この毛無峠のもう少し上にある展望台から見る景色だが、ここも負けてない展望。
 ここにカフェレストやパーキング造ったら人気出そうな場所になりそうだけどね・・・
 この平地まで下からの道が造られてはいるが、中途半端に頓挫したのか?


 毛無峠からキロロを通り過ぎ、
 赤井川村の落合

 いつも爆走していたルート
 この先はT字路で左折・・・
 右折した先が気になっていたので、
 入ってみる

 生活がある1件の家と神社を過ぎ、奥へと進むと大きな施設が見えてきた。でも人の気配が無い・・・
 ホテルみたいだけど何だろ?まだ新しい外観が気になった。
 〜帰ってから調べてみると、そこは・・・「武蔵野学院キロロレジデンス」 平成7年(1995)に開館。冬休みや春休みに行われるスキー教室、夏にはクラブ合宿・林間学校として利用される施設だった。
 人が居る気配が無かったのは、オフシーズン中だったからかな。


 落合ダム
 地図ではこのダムより少し上流にも常盤ダムもあるようだ。
 赤井川周辺の生活と農業用水として造られたダムのようだが、ダムにダムか・・・
 いい景色でもあるかと、奥に進んでみたかったが未舗装路なのでバイクでは行きたくない。
 これといった景色も無かったのだが、足元にビッシリの黒い点と飛んでる虫・・・
 よく見ると、その全部が小さな黒いカメムシだった・・・
 害虫の種だろうか?カメムシといっても種類が多いから、何だかよく解らない。


 キロロリゾートを過ぎてから、
 道沿いにはポツポツと農家があるのだが、
 10年前と比べ、生活感が薄れてきて
 家の数も減ったように思う
 残っていても空き家だったり・・・

 この辺の農家さんも畑だけ残して住居を移し、
 町の中心から通う「通勤農家」が増えているのかな
 それとも・・・


 赤井川村〜倶知安へのルート国道393号は、2008年に未開通区間の約8kmが開通した新しい区間。
 それまで倶知安に行くには、道道36〜1022〜国道5号をグルッと40kmほど遠回りしていた。
 道道を走れば田園風景の中、人の暮らしがある町を通るが、この区間は人家も無く長い峠を越えるだけ。
 道も広く高速で抜けられる峠は便利ではあるが、もしトラブっても誰も居ない区間と考えると・・・

 国道393号で峠を越えて倶知安側に入った頃、後方から勢いよくミラーに迫る2台・・・リッターバイクだ。
 しばらく後に付けて爆走してみたが400タンデムじゃかなわない。直線で点になった2台、先の信号で追いついた。
 リアタイヤがスリック状態だった・・・マシンはご立派でも、そのタイヤで一般道は恐ろしくないの?


 農道に外れて、羊蹄山を望むも山頂に引っかかった雲は晴れず・・・残念な風景。
 フロントマスクが雪虫(アブラムシ)でビッシリ。もちろんメットのシールドも悲惨・・・


 虫まみれで視界が悪くなったシールドを拭いて待つが、雲は晴れず。
 晴れていれば、真っ直ぐ延びる道がイイ景色。隣の畑では冬支度。トラクターの音だけが響いていた。


 裏道から倶知安に入り、コンビニで腹ごしらえして国道5号で折り返し。
 国道沿いの風景も昔に比べて、建物が減って小ザッパリしたような気がする・・・
 町外れにあったサーキット、HSP(北海道スピードパーク)も昨年に閉鎖され27年の歴史を閉じてしまった。
 サーキットへ観戦に行ったのは2回くらいだろうか。バブル崩壊後は色んなものが無くなってくな・・・


 仁木町に入る。大型の・・・昔で言うドライブインか?「きのこ王国」そしてパークゴルフ場が見えてきた。
 近年はパークゴルフ場も増え、どこも高齢者で賑わっている光景を多く目にしてる気がする・・・
 余市の中心を外し「フルーツ街道」から海岸線へ戻る。


 余市湾を見渡す海岸に来てみた。左にモイレ山の岬、右手はフゴッペ海水浴場。


 ・・・砂浜に止めているように見えるが、コンクリの段差があって砂地はその下になる。
 もう陽が傾き始めた・・・寄り道もあまりできないな〜


 国道5号の切り立った海岸線、トンネルが続く区間。
 蘭島に突き出す「竜ヶ岬」、その道を進むと忍路湾がある。
 対岸に赤い屋根の古い建物が見えた。後で調べると「忍路臨海実験所」という北大の研究施設だった。
忍路臨海実験所 明治41年(1908)北大水産学部の前身である、東北帝国大学農科大学水産学科の附属施設として設立。国内では東大の三崎臨海実験所(明治19年設立)に次ぐ歴史を持つ臨海実験所。

 ゆっくり散策してみたかったが陽が暮れる・・・
 蘭島を後にして国道バイパスから旧道に入った
 オタモイ・・・パラパラと顔面に雪虫が当たる
 ・・・ハンパじゃない量!

 歩く人、チャリの人、スタンドの人・・・
 皆、大量発生の雪虫に顔を覆っていた
 雪虫・・・でも白い粉が付く前の黒いヤツ!
 ・・・札幌ではまだ発生が少ない雪虫が大量に!

 小樽市内を抜けた頃には雪虫で視界不良
 こんな大量発生に遭遇は初めてかな
 またチリ紙で雪虫をフキフキ・・・
 ミニボトルで携帯のミストスプレーと
 ティッシュ&ウエスが欠かせないのだ

 その数日後、ニュースを見ていたら、
 “小樽方面で大量の雪虫が発生”
 何の変化か何の知らせか、とにかく雪虫は厄介だ


 その後、札幌までは雪虫も少なかったものの、大量発生の雪虫に遭難したマシンも身体も雪虫まみれ。
 スキ間に入り込んだ小さなアブラムシの掃除は骨が折れる・・・雪虫の引っ越し時季も終われば、晩秋のツーリングも楽しめるが、もう午前中は寒いし、日暮れが早いから距離も行動時間も限られる。
 今シーズンはこれが長距離ラストかな〜・・・

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