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SUZUKI イナズマ 400
INAZUMA400 SPEC INAZUMA STORY 絶版車イナズマ三兄弟

●INAZUMA SPEC

1997 SUZUKI INAZUMA GK7BA
■寸法・重量
 全 長:2140mm
 全 幅:745mm
 全 高:1090mm
 ホイールベース:1460mm
 最低地上高:125mm
 シート高:760mm
 車両重量:185kg

■性能
 定地燃費:36.5km/l(60km/h)
 最小回転半径:2.7m

■エンジン
 型 式:K717油冷4サイクル直列4気筒
 弁方式:DOHC・4バルブ
 ボア×ストローク:52.0×47.0mm
 総排気量:399cc
 圧縮比:11.2
 始動方式:セルフ式
 点火方式:フルトランジスタ
 潤滑方式:ウェットサンプ
 潤滑油容量:4.7リットル
 最高出力:53ps/11000rpm
 最大トルク:3.7kg-m/9500rpm
 キャブレター型式:KEIHIN CVK30
 燃料タンク容量:18リットル

■動力伝達装置
 クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
 減速比(1次/2次):1.785/3.500

■ブレーキ
 前:油圧式ダブルディスク
 後:油圧式シングルディスク

■フレーム
 フレーム形式:ダブルクレードル
 キャスター:25”50’
 トレール:102mm
 舵取り角左右:34度
■タイヤ
 前:120/70ZR17(58W)
 後:170/60ZR17(72W)

★主要カスタム
 〈ヨシムラ〉イナズマ400限定車マフラー(移植)
 〈モリワキ〉スキッドパッド(流用:GSF1200用)
 〈ナポレオン〉ショートミラー(GF250〜移植)
 デスペラードX純正ビキニカウル移植
 タンデム・シーシーバー(ワンオフ)
 偽Hot Inazuma(自作)







●INAZUMA400 STORY

「これまでの油冷エンジンのユーザー」=「大型二輪免許の所有者」という枠に限定されていた。
こんな名機を免許の枠で囲って良いものか?そんな考えから生まれたのがイナズマ。 
スポーツ指向のGSF600/1200に対し、「ゆったりと楽しめるネイキッド」というコンセプトから生まれたモデルで、ベースとなったのは輸出仕様のGSX750(イナズマ750)
 750ベースの車体は大きく、1460mmという長いホイールベースは400ccネイキッドとしては異例。
185kgという乾燥重量はSUZUKIの400ccネイキッドの中では最も重いが、車体の大きさを考えれば、扱いにくいほどの重さではない。足着きが良く、跨ればその重さもほとんど気にならない。ポジションもゆったりしたもの。車体が大きいためにハンドル、シートやステップの位置関係が自由に設計できたことをうかがわせる。
 後にイナズマ400をベースにした、イナズマ1200も発売され、外見上はほとんど区別がつかず、
パッと見て区別できるのはエンブレムの違いくらい。エンジンを完全にコントロール下におき、良くできた足を楽しむには、400というキャパシティがちょうど良い。
“堂々とした車格や格闘するかのようなライディング”といった昔ながらの“ビッグバイクらしさ”が味わいたくて大型免許を取ったライダーになら、扱い難ささえ感じる過激なビッグネイキッドより、
「400がオススメ」と言ってしまいたくなる、排気量の枠を超えた”扱える楽しさ”が魅力の1台。

(参考資料:スズキ油冷ワールドより)

 SUZUKI独自の油冷エンジンを搭載したラインナップの中で唯一の400ccネイキッド。
GSXの血統を受け継いでいるが、大人しい特性のせいか?オーソドックスなスタイリングのせいか, それとも大きすぎて扱いにくい400のせいか?ペットネーム(INAZUMA)が悪かったか?
・・・マイナーな存在になり絶版となってしまった。
 SUZUKIが不動の人気を誇るバイクのひとつGSXカタナがあるが、イナズマ1200の車体に、GSXカタナの外装他を載せるキット・パーツなどがあり、設計の古いGSXカタナを最新の足回りと油冷エンジンで武装するという油冷INAZUMA・KATANA
かろうじてイナズマ1200は今もカスタム・ベースとして生かされている。

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●絶版車イナズマ三兄弟

INAZUMA400(GSX400FSV) (1997)185kg フラッシュシルバーメタリック
 シリーズ一連のオーソドックスなフォルムに包まれた迫力ある外観と、エンジンはGSF750からスケールダウンされたクラス唯一の油冷直4で、豪快に吹け上がる。
大柄な車体、41パイ正立フォーク+KYBリアショックの組み合わせで、快適なライディングを生み出し、ブレーキにはブレンボ4ポットキャリパーで制動力も万全。

 750ccに始まり、大小様々なバリエーションが登場してきた一連の油冷エンジンだが、イナズマに搭載されるのも先祖を同じにする派生エンジン。
 400ccとしては少し大柄なエンジンはベースとなった輸出仕様のイナズマ750のボアを18mm縮小、ストロークを1.5mm短くして、ボア・ストロークは57.0×47.0mm、排気量は399cc。
 キャブレターは油冷シリーズの負圧キャブとしては最小口径のケイヒンCVK30。
 車体といえば、翌年に登場するイナズマ1200とほぼ同じ寸法で、400ccクラスの中では大柄な車体。

ボアダウン・・・こんな生い立ちが、重い!遅い!イメージを植え付け、不人気になったとも思う。

GSX750 (輸出車) 201kg
 鋼管製フレームに油冷4気筒エンジンを組み合わせたイナズマ輸出仕様の750cc。
中低速向けに味付けされているとはいえ、国内仕様の750とは比較にならないパワフルなエンジン。
調整機構のない前後サスにノーブランドのブレーキキャリパーが、質実剛健な欧州仕様らしいところ。

INAZUMA1200(GSX1200) (1998) 208kg
 400ベースのフレームを強化して使用し、リッターマシンとは思えないコンパクトボディと軽快な取り回しを実現したSUZUKIネイキッド・バイクのフラグシップモデル(1998年当時)。
GSF1200ベースの油冷直4は、バルブタイミングの変更とTPS付CVK32パイキャブの採用で、常用域のピックアップと俊敏な吹けを強化。
フロントブレーキは310パイディスクにブレンボ4ポットキャリパーの組み合わせ。

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